GSX-S125 リアキャリア問題3 ドイツより ( HEPCO& BECKER )

さて、ドイツの車両を含む工業製品の基礎的設計思想は比較的一貫しています。 そのドイツが作ったGSX-S125のリアキャリアというと。。。

HEPCO& BECKER GmbH (ヘプコ ウント ベッカー ゲーエムベーハー) は バイクのキャリアやボックスを中心とした製品を供給している ドイツとフランスの国境に接するピルマゼンス(Pirmasens /ラインラント・プファルツ州)と言うドイツ側の小さな町に拠点を置く会社ですが、そこの会社が出しています。

HEPCO & BECKER
Sportrack for GSX-S125/2017
SKU:6703536 00 01
現地価格で163ユーロ(19%税込み。。。消費税どんだけーー!)

タンデムステップの根元、タンデムシート下穴、リアフェンダー固定ネジ を使用したサンドイッチ式の固定方法。さすが、ドイツ。 固定の脆弱性を完全払拭しています。でもメーカー推奨の積載量は5kgまで。これがドイツの設計思想です。。。
BMWメルセデスVW どれも脆弱性を払拭し、内室を犠牲にしてまで頑丈に作ってあります。日本の軽トールワゴンとか考えられないお国柄なんでしょう。 徹底して人命重視なんですね。
ただし、このキャリアはタンデムシートは犠牲になるし、積載面積は小さいしで 東洋的にはどうなんでしょうかね? 個人的にはリアキャリアとしてこれを買う日本人やアジア人は少ないと考えます。なぜなら、こちら東洋ではどちらかというと実用重視の文化ですからね。
それでも 固定の頑丈さは 今のところキジマ、SHAD、エンデュランス製品 を超越していると思われるので 選択肢としては一考の価値があると思います。手を加えれば強力なベースにもなり得ます。