日本の二輪車(バイク)衰退の現状を見る

若者のバイクばなれ」が言われて久しいが、最近は団塊世代(高齢者ライダー)もさすがに加齢による体力の限界、車検、保険料高騰や年金削減、退職金削減による維持費の問題などのせいかバイク離れしてきているように思う。ここのところ、大型バイクより低排気量車シフトが起こり、景気も押しなべて良いためどうにか台数は維持しているものの国内の二輪車(126cc~)の年間の本来の市場規模は7~8万台といったところであろう。
二輪車衰退の原因としてよく挙げられるのは、
・若者の趣向のスマホシフト
・4輪車へのシフト
・公共交通の利用による自動車、2輪車の不保持化(特に大都市)
・駐輪場、ミドリムシによる2輪車の駆除
・若者や30代の給与の伸び悩みと増税ラッシュ
ライフガード(交通事故の忌避)
・バイク車種の多様性の希薄化
であるが、個人的にもすべて当てはまると思う。特に個人レベルでの給与、税金、生活費バランスなどでの経済的理由は大きいのではないか
市場縮小の現状をグラフにて可視化してみたので、ご参考程度に。
イメージ 1