20年以上ぶりに GSX-S125 (スズキ)が発売されます。

お題を見て「えっ???」 と思われるでしょう。
説明致しましょう。

スズキGSX-S125 ABS のHP:
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写真引用:上記HPより

125CCの国内メーカーのネイキッドのスポーツモデルの新発売なんて20年以上ブリです。
「あーっ。生きてて良かった!」という心境です。

スズキGSXは排気量を問わず現在のスズキのレーススポーツモデルの代名詞です。
GSX-R125がその末弟になり、そのネイキッド版が今回のこのモデルになります。

過去(20年以上昔)に同じような位置づけの同じようなモデルがありました。
その名は ウルフ 125
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在りし日のウルフ125 今やノスタルジーの塊

当時バイクがイケイケだった頃、スズキではRGV-Γ がありました。ホンダNSR や ヤマハTZR のスズキの対抗馬です。
その末弟に RG125Γがあり、国内125ccのレーサーレプリカではかなり本格的な奴でした。(RG50Γというのがありますがキャラが違うので除外)
ウルフ125は、そのネイキッド版だったのです。(残念なことに人気車というわけではありませんでしたが、高校生くらいのバイク新参者には当時、多くの人が車種選択に入れていたことでしょう。)

2ストモデルだったので、乾燥重量115kgにして、
出力は 22ps(16.2kw)/10000rpm と今から考えると驚異的な125ccでした。
GSX-S125 は、15 PS(11.0 kW) / 10,000 rpm なので、ウルフ様の足元にも及びませんね

それでも、GSX-S125 は ウルフ125 様の生まれ変わりにほぼ該当し、このクラスでこのようなモデルが日本メーカーから出たことは 感無量 の思いが致します。
並行輸入のGSX-S150の現物を見たことがありますが、部品精度を含めとても良く出来ていたので、超期待ですね!!
(ライトのデザインは間違っていると思いますけど。(ダメ出し失敬))