第1子、第2子、第3子、第4子、第5子 の 出産年齢

ちょっとブログテーマとは異なるのですが直近の日本の女性が何歳で子供を生んでいるのか、見た目でパッと分かるグラフを作ってみました。 各種統計調査やグラフなどはあるのですが、専門家向け、研究者向けだったりとイマイチ ピントこないと思うので、
最新のデータ(人口動態統計 2018/9確報)をもとに視覚的にわかりやすいものを作ってみました。

尚、感覚的に実態を軽く掴んでもらう目的で作ったため詳しい数字は省きます。
最後にざっくりと結論も書いておきます。


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・ 最初の子は29歳で生んでいる女性が多い。(最頻値)
・ 最初の子は27~31歳くらいで生んでいる女性が多い。


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・ 第2子は32歳で生んでいる女性が多い。(最頻値)
・ 第2子は31~34歳くらいで生んでいる女性が多い。 
・ 最近の乳幼児の兄弟姉妹の2人は3歳差くらいであることが多い。
・ 子を持つ夫婦では第2子まで子供をもうけるのがまだまだ日本社会では一般的である。(言われるほど一人っ子はメジャーでもない)


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・ 第3子は33歳、34歳、35歳で生んでいる女性が多い。
・ 第3子をもうける女性は全体ではやや少なく、はやめの年齢で第一子目を授かった女性が第3子をもうけることが多いと思われる。つまり早くに結婚した人たちが子供を3人生んでいると思われる。
(第2子の出産平均年齢と第3子の出産平均年齢が比較的近いため母集団の特性に差があると考えられる。つまり2人の子供を持つ人と3人子供をもつ人で出産の年齢に特性差がある。)



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・ 第4子をもうける女性はかなり少ない。第4子では特に何歳で生んでいる女性が多いかというのは一概に言えない。33歳~38歳がボリュームゾーン。33歳で4人目となると結婚は相当早めであろう。


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・ 第5子以降の子をもうける女性は希少である。
・ 45歳以降に子供(第何子かにかかわらず)を産む人は全体から見るとほとんどいない。


現在の日本女性の出産年齢の標準的モデル(ザックリ)
29歳で一人目、32歳で二人目を生み、夫婦と子供2人の家族4人で暮らす。 比較的早めに結婚した人(27歳前くらいか)は3人目の子を持つケースがままある。 4人以上の子供を持つ夫婦は現在では稀有。

一方で女性の高学歴化、キャリア化で35歳以上(昔、丸高(まるこう)と言われた出産年齢)の初産も割合として相当数おり(3割程度)、結して珍しいものではない。しかし、45歳以上の出産となると全体から見ればほぼ皆無である。