電気自動車 や 電動バイク の 実際 (PCX、リーフなど)

先日、ホンダで PCX ELECTRIC のリース販売(企業や個人事業主向け)が始まりました。 今年はそれを見越してか ライダーのモニター募集をかけたりもしていました。再度、11/30からもモニター募集を始めています。  当ブログでも中国の多数社の電気電動バイクを紹介してきましたが、PCX ELECTRIC のスペックに 「マジ??これ、本当?誰が使うの??」 という内容でした。
 通常のPCXのメットインスペースに重さ10kg×2ケ を積んでバッテリーに満充電するのに6時間。最高速度が60km/hr程度で航続距離は41km程度(しかも定速走行時で。ということは街乗りで30km程度と思われ)。 
 これどう見ても中国に負けていますね。これをリース販売って、誰がレンタル料を払って借りるのでしょうか?? そういう業務用途があるならノーマルPCXかベンリィでいいでしょ。となります。
 宗申摩托の電動バイクブランドである 森藍(CINECO)のネイキッドモデルでも70~90kmは走ります。最低でもこの位の距離を走ってくれなければ使いみちがありません。帰り道は手押しですか??? 重量140kgとのことなのでモーターの抵抗もあり、かなり激しい筋トレです。夏だったら脱水症になりそうです。
 2013年~14年頃にフィット3ハイブリッドが開発途上で販売されため、この半試作車製品を売りつられた客は人柱化し、リコールの嵐で一時ホンダ車の国内販売は危機的状況に陥っていましたが、PCXエレクトリックについてもいくらリース販売といってもこれを売ってはいけないような気がします。また山中に野ざらし在庫ができますよ!!
 「喉元過ぎれば熱さ忘るる」とはまさにこのことでしょう。学習能力が弱すぎです。

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重慶モーターショーでのシネコ(森藍)ブース
数ある電動バイクサプライヤーの中で Cineco (森藍) /宗申(Zongshen)の製品
EZ-1 シリーズ (航続距離70~90km)

中国の中型以上の電動バイクは基本的に航続100km以上を目指しています。
その中で世界のホンダが30kmしか走れないバイクを販売するのは企業イメージを大きく損ねる結果となるでしょう。
 中国人からみてもお笑いの種にしかなりません。 日本の恥にもなりかねないので即刻販売中止にして欲しいレベルです。

日産リーフの使用上の実際についてもこちらのHP よく説明されていますのでご覧ください。このようにまだまだ、電動バイク電動自動車の時代は先になりそうです。

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