電動バイク の 基本構造

今まで当ブログで紹介したとおり (例:VOGE-白幽霊(白幽霊 (電動大型バイク) VOGE / LONCIN ) , MOTORAC/摩瑞(MOTORAC (摩瑞) その他の近未来バイクたち ))、 中国では電動バイクのプロトタイプは実際に多く製造されており、その基本構造、基本骨格は確立していて普遍化しているように思います。

たとえ小さなブース/小さな会社 (倍特摩托 : BGB MOTO)電動バイクであっても同じですのでこれを例に説明致します。
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①通常 内燃エンジンバイクのエンジン懸架部にバッテリ-が位置します。
②スイングアームの付け根側に電動直流モーターが配置されチェーンで後輪が
駆動する。

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丸い赤色のカバーの後ろが電動直流モーターの配置している場所。

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③燃料伝送ライン、混合/気化装置、排ガス騒音対策装置が一切ないためシート
下と後輪タイヤの間隙はスカスカな感じが特徴的である。
④逆に、バイク重量の1/3はバッテリー重量が占めているのではないかと思われる。
⑤電動だけに速度計等モニターパネル部分は電子液晶である。(アナログメーターは皆無)
⑥ 変速ギヤがない!!
⑦(だから)クラッチもない!!
⑧(だもんで)ハンドル左右両側がブレーキ!!
⑨ABSが着いているので安全上は最強!!

(足と右手で瞬間的同時的にブレーキができないからスリップするのよね。)
ってな感じで 二輪教習所の教習時間は大幅に短縮することが可能です。
(まあ、警察OBが猛烈に抵抗するでしょうが。。。)
趣味でメカのカスタムをしている人にとってはいじる所が全くなくなって物足りなくなると思います。外装と高級バッテリーとモーターとタイヤ交換ぐらいかな?
京商 ルマン モーターとか復活するといいですね。

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日本でも将来(20年後)には内燃バイクは絶滅しており、この構造のバイクがレジャーの中心になっているでしょう。その頃に日本のバイク4社はどうなっているのかな??
そう言えばスズキの「EXTRIGGER」って何処に行っちゃったのかしら??