ホンダ ジャイロX フルモデルチェンジ の 方向性について

ホンダ「ジャイロX」は1982年に販売を開始し、現在においても配達屋関係では全国的な普遍的三輪バイクです。値段の変遷を見ると1982年発売当時(2スト)18万円程度であったのが、バブル景気時の1992年で22万円程度であり、1999年で26万円程度、4スト化した2008年で37万円程度、そして現在は40万円近くとなっており、この間で外見、機能はほとんど変化ありませんが、バイクの高額化の一般的な上昇率をはるかに越えた値上がり率200%超えのトップ級のバイク(トライク)の象徴のような存在でもあります。
使用用途やバイクの存在趣旨から言えばこのモデルが40万円というのはもはや事業者の新規投資効率から言えば解せない値段となっていますが、正直、ホンダとしてはこのモデルを辞めたいと思っているものの、販売相手がピザ屋、新聞屋、ヤクルト、郵便、宅配、牛乳配達と多岐の長期使用目的の法人相手のため(既販売車の長期的部品供給のためにも)に止むに止まれず販売を継続せざるを得ないのでしょう。

ここで、日系メーカーが完全放置していたニッチ部(小口の運輸配達業向け)に豪爵(Haojue)が汲み取るようにしてしきりに手を伸ばしてきました。重慶摩博で発表した「WIP」です。当モデルはジャイロXをモデルに開発したことは請け合いです。
地味なモデルながらブース内で存在感がなぜか際立っていました。皆様色々現実的なところで思うところがあるのでしょうね。
日本で販売したら100%確実に売れます。
スズキ経由で日本国内向けに売るべきシロモノです。
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電動三輪 WIP

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夜間配達用途を考えてのことか黄色カラーとなっている。
工事現場と同じ考え方の色ですね。
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荷台スペースとても広いです。また固定も色々なバリエーションが可能となるでしょう。モニターパネルも電動車だけに事業用途向けながら斬新な設計になっています。早朝の新聞配達、牛乳配達も音を立てずに可能となりますね!
とりあえず、このくらいのものであれば40万円出す価値があると思われますが。。。
頑張れ!ホンダ!!
負けるな!ホンダ!!! 次世代型ジャイロ開発に活かせ!!