スズキ マローダー は 悦酷 として存続しています。
前々回のブログ記事
で、 スズキの(ジ)ァメリカンとして「マローダー」が出てきましたが、マローダーは250ccと125ccがあり、双方とも1998年に発売され、日本ではまったくでしたが、欧州では案外長命(15年近く)の車種として存在していました。
wikipedia スズキ・マローダー
マローダー250(¥384,000/1998年)
マローダー125(¥336,000/1998年)
マローダーとは英語でmarauder と書き、maraudの意味は
To move about in roving fashion looking for plunder (盗み、強盗、強奪をするためにはてしなくうろつく) であり、marauderは日本語で略奪者と一般的に訳されますが、もっとギラギラしていて危険な浮浪者的な感じですかね。
さて、ところ変わって中国。
マローダーは「悦酷」(GZ150-A)として、サイドボックス装備やシートのリベット打ち、マフラー形状、他ライト、フェンダー外装のリニューアル等が加わり、値段もリーズナブルのため人気の定番アメリカン(太子車)となっています。また、中国スズキ初のFI車というのも大きいでしょう。寒い中国でのエンジン始動が楽ですからね。日本で言うところのちょっと前までのドラッグスターのような存在です。知名度が高いのは中国のバイクトップ企業の大長江集団(豪爵 Haojue)が取り扱っているからかもしれません。豪爵鈴木の強さですね。
中国の数ある太子車の中でも
2015年の 「最受関注太子車TOP10」でも堂々一位。
2016年でも2位に選ばれています。
豪爵鈴木 GZ150-A 悦酷
さて、このモデル、日本でも並行輸入している業者がいるので手に入ります。なんと乗り出し33万円程です。以前にはアトラスでも扱っていたようです。
自分が実物をまたがった感じ、(旧)レブルみたいな大きさ感でしたかね。
ぜひ、進化型マローダー 悦酷 に乗って 街(銀行街とか??)を 彷徨ってみては!