香港のバイク事情

3連休、香港に行ってきました。停滞と国力衰退が際立つ日本と違い、香港はどこも建設ラッシュで凄い活気です。マカオと香港はフェリーで一時間ほどの距離がありますが巨大な橋でつなげるべく同時的海上工事をしています。巨大な国際空港と香港中心部を結ぶエクスプレスの車窓からその工事の様子が良く見え圧巻でした。南沙諸島に人工島=埋め立て基地を作り国際問題になっていましたが、なる程中国以外にできない土木工事的芸当と悟りました。香港マカオの旧西側経済都市の広州側への大陸取り込み政策の一環として金銭を惜しみなく使う中央政府による投資です。香港政府側も最初、そのような強引な同化政策に反対していましたが、あまりにも巨額な投資で香港に活気と景気、インフラ向上を持たらしたため、また、中国が自由主義化してきてさほど抵抗もなくなり今は両者両輪でうまくいっているようでした。
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海も何気に綺麗!江戸湾奥の方がよほど汚い状況。

さて、香港のバイク事情ですが、
ひとことで言うと、バイクがほとんど通っていない。いなくはないが車社会。
そして、期待していた中華バイクはほとんど見かけず、ホンダヤマハなどの日本製250ccスクーターやそれ以上の大型バイクが中心。街中の駐輪場は一時駐車ではなく、ほとんど個人駐車場(大型バイクがカバーをかけられ白線枠内を整然とならぶ)と化している。月額1万~2万くらい取られているくさい。つまり、バイクの維持費が趣味、実用の域を越して高そう。また、交通の便は公共交通で充分であることを加味してバイクはあまり乗られなくなったのだと思う。東京(千代田、港、中央、品川、新宿、渋谷区など)で若者が車、バイクを所有しない状況と似ているのだろうと。
それに香港の人はそれなりに命の値段が高いので、車の交通マナーとバイクに乗ることの危険性のバランスを考えるとバイクは普及していないのでしょうね。あと、都市排ガス、騒音規制で北京、上海などの中国の大都市は内燃エンジン付き二輪車は排除方向という販売側、所有側の様々な規制も関係しているのでしょう。

ということで、中華バイク報告のブログ材料は皆無でした。。。。。。
それはそれで残念!!