チャイニーズ ジャメリカン (Chinese Jamerican motorcycle)

最近はアメリカンバイクに乗る人がめっきり減りました。
250cc アメリカンは日本国内では ヤマハ ドラッグスターを最後に既に絶滅しています。

アメリカンが全盛だったのは、ティー VS ビラーゴ400 などやはり1990年代半ばだったでしょうか。フェリー乗り場もこちらがメジャーでした。
他に400ccのバルカンドラスタ400イントルーダー、エリミネーターなどがあり、車検なしの250ccにもVツインマグナドラスタビラーゴイントルーダーエリミレブルと色々個性モデルが出揃っていました。

バイクマンV2 の紹介記事に当時のアメリカンバイクのラインナップが分かりやすく掲載されています。

アメリカンバイク250ccのおすすめ7選
アメリカンバイク400ccのおすすめ6選(スティード、ビラーゴなど過去モデルが載っていない。著者が若いのだろう。)

ジャメリカン (ジャパニーズ アメリカン)(国産アメリカン)についての解説記事は以下に。
無縁単車墓地群
スズキ イントルーダーLC250

そして、国産全メーカーの低排気量(~400cc)ジャメリカンはほぼ、ヤマハ ドラッグスターに収束(絶滅危惧種化)した後、最終的にドラスタの終了で絶滅してしまいました。。。。

しかし、絶望する必要はありません。

バイク強国の中国で250ccジャメリカンが進化?順化?を遂げて生きていました。

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復古設計は分かるが金属狂潮とはどのような意味であろうか。
ライトはウィンカーを含めLED化している。
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「BORN TO FREEDOM」
と後ろに書かれてあるが、習国家主席が言う「新時代の社会主義国」の
中国で認められた発言なのかな?とひとごとながらやや心配してしまう。
世の中かわったもんだと感じる。
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力帆喜生活摩托車公司※ LF-250-D(V16)
  同モデルは2017中国モデルベスト10の候補車でもある。↓
※前回の記事で紹介したアメリカンバイク(朮太子)と同じ会社。(年産216万台の最大手一角のバイクメーカー)

中国で生まれた丸みを帯びた250ccジャメリカン。 つまり、チャイニーズ ジャメリカン。
バイクが更なる変態を遂げていく。とても感慨深いのであった。