cb150r exmotion が A.P.ホンダ から出た。

9/4 に CB150R Exmotion が タイホンダ(A.P.Honda)から発売となった。
日本円で33万円くらい。ABS付きだと+4万円。(37万円くらい)
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cb150r A.P.Honda HP より画像引用

この手のバイクを発売するということは、東南アジアでのバイクへの多様性の要求度が極まってきていることの表われだと思う。日本で言うバイクの多様性が隆盛を極めた1980年代後半頃に該当するのだろう。この時代にはどう見ても一般受けしないモデルが多数存在していた。 さて、このモデルを見て、すぐに脳裏に蘇ったのは、1987年7月に発売されたヤマハSDRである。(販売価格も¥379,000と偶然にも重なる)
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SDRのカタログ写真 34馬力 105kgが最大の特徴
SDRについては、
バイクブロスの絶版車紹介と
無縁単車 墓地群で。
wikipediaにも

そして1988年に生産終了。あれれれ????
発売が1987年だから、えーと。。。
そう、一年間だけの生産とその後の作っちゃった分の在庫が尽きるまで短期間?の販売で供給終了~(1991年でカタログ落ち)。
 しかし、その後 SDRは中古車市場で以外にも高い人気を博すこととなりました。それは、貧相なみかけ、いや、スレンダーでセクシーな車体に係わらず、34馬力 車重105kgと言うことで、個性的な見かけと相俟って思わぬ運動性能に目を付けた人たちがいたからでした。無論、玉数も激少であったからレアものとしても高値取引されたのでしょう。
 しかし、実際には2stで車重が軽くタイヤが細いのと、ライディングポジションに無理があり、同じような構成でもオフ車などと異なり貧弱な足回りなために高速域でビビりが凄く、しかもエンジン特性のためか速度が高速域で伸びないとのことで、やはり売れない不人気バイクとしての汚名を挽回することはできませんでした。
 ホンダ ドリーム50と同じで観賞用であり実用には向かないバイクということなんでしょうね。

さて、cb150r exmotionというと、逆に超人気車であった GB250 クラブマンともキャラクターや見た目が似ていなくもないので、こちら路線で行くと良いですね。

ホンダ・アーカイブ GB250 クラブマン(こちらも偶然にも1987年当時で379,000円

日本でcb150Rを正式に売るなら、「NEW CLUBMAN」とかがいいですね。
未来型クラブマンだから「MIRAI CLUBMAN」でもいい。

決して、「NEW CRABMAN」にしちゃダメですよ。 新型カニ男 になっちゃうから。
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カニ男(右下)(進学塾のみすず学苑の電車内ドア広告用写真より引用。ウニ男とヤマトタケルも後ろに写っている。カニ男は講師なのか??)