インド の ヤマハバイク

ヤマハ発動機の大、いや中株主に三井物産がいる。8,586千株を持っており、親会社のヤマハ楽器、自動車エンジンなどの部品を作らせているトヨタみずほ銀行などについで多くの株を所有している。
 ヤマハは中国市場には不熱心である一方、御存知のとおりのインドネシアとインド市場の開拓には熱心である。三井物産はここのバイク市場の関連ビジネスに首を突っ込んでいる。
ヤマハだけでは色々な能力の面でビジネスができなかったのでしょうね。(ビジネスレベルでの英語とかしゃべれなさそーだし。)
現地の会社は主に以下の2社がある。

Yamaha Motor India (YMI) はヤマハ発動機の100%出資会社、
一方の
India Yamaha Motor(IYM)ヤマハ発動機三井物産が30%出資してできた会社で上記の会社(YMI)から大部分の資本を引き継ぎ、現在はこちらが現地の事業主体となっている。 3工場(ウッタル・プラデーシュ州、(北部でネパールに接し、ブッダゆかりの土地、アーグラにはタージマハルが。)、ハリヤ-ナ州(首都ニューデリーを包み込む州)とタミル・ナードゥ州(最南部でスリランカの対岸)にある)と販売網を持っているため、インドヤマハといえばこちらの方を指します。

インド人はバイクに6人乗りとか訳のわからん国ですが、日本に(並行)輸入されてきているインドヤマハのバイクとしてはレーサーレプリカのYZF-R15がある。
(インド版(元祖)とインドネシア版(超絶進化)があるよ。しっかり区別してね!)

乗りだし33万円(インドネシア版はこの値段じゃ買えないからね!インドネシア版は日本人目線でもゴージャスです。)くらいで、日本では最安車種のレプリカなんでないかなと思う。
中国よりも安くバイクが作れる国なんでしょうね。

ところで、このYZF-R15、インド版かインドネシア版かちゃんと区別して売っている店員は案外少ないようで、ネットでもあきらかにインド版をインドネシア製と誤表記していたり、その逆もしかりで誤表記して掲載しています。かなり、ぐちゃぐちゃになっています。もしかしたら、インドとインドネシアの国の違いがわかってないのかも。同じ国として認識してたりね。もう。
分かりやすいのは、インド版は後輪に巻き込み防止の柵(6人乗りとかで後ろに乗っている子の足が巻き込まれないように法律で規制されている。)がついているかどうかで見分けられるかと思います。


Fazer250とかじきに日本に並行輸入されると思うので、
今後、ウォッチしていきたいと思います。