YB125SP と SR400

先日、子供のサッカー大会の折、会場近くのバイク量販店に立ち寄った。
SR400 の インターカラー が中古で展示されていた。

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SR400 60thインターカラー  (再掲)

実際に現物を前にしても、サイズ感、見た目は自分の乗っているYB と瓜二つだ。
このバイクにまたがってみたが、乗り心地(すわり心地)まで、YB125SPとほとんど同じ。最近乗りなれているその乗車感覚と気持ち悪いくらいにまったく違和感がない。ハンドル回りの構成、足元感覚、車幅感覚もそっくりそのままといった感じ。
YB125SP と SR400 は275ccの排気量差、小売価格30万円差をものともせずビックリするほど クリソツ なのである。無論パーツ仕上げなど細かいことは気にしなければだが。

逆に言えばSR400は、あのままの形で400ccもの排気量はいらないのではないかと思った。車検義務、車検時納税のない250ccで充分だろうと。
YB125SPでも 80km/hr ぐらいであれば無理なく速度が出る。なので、
SR400のエンジン排気量を125ccにして売っても、快適性はさておき致命的馬力不足に陥るということもなく、それはそれでありな製品なんだと思った。
 プレミアムクラッシック125cc又はプレミアムクラッシック250ccとしてラインアップしていれば、結構台数が出たかもしれない。少なくともヤマハで言えばXT250Xやトリッカーよりはるかに売れていたであろう。

「個人的バイクまとめブログ」の2017/5/3記事
で、SR400は国内生産終了予定となっている。
空冷250cc以上単気筒は騒音規制がクリアできないのであろうか絶滅が予想されている。SR400は消滅というより中国などの海外生産でさらなる延命を図り、日本に一部輸入されるようになるかもしれない。
生産ライン移管、供与で重慶建設ヤマハSR400の誕生だってあり得る。
20年前にはSRファンの絶対数は相当いたが、昨今の状況はどんななのであろうか。

最近は東南アジア人好みの250ccモデルが国内を席捲するようになったが、一部 本車やGBクラブマン的な車両も250ccクラスの正規ラインアップとして残しておいてほしいものだ。