Vストローム250(DL250) が 最も いきいきしてる 国

日本で発売後約一年がたつVストロームですが、まだまだ町でみかける機会は少ないですね。
 最近の新車バイクは発売当初から輸入量をかなり搾る品切れ商法がデフォになってしまい、その車種を欲している人(待機客)たちは長い間手に入らず待たされているうちに購入熱がドンドン冷めてしまい、次の他メーカーを含む発表予定車種に狙いが移ってしまって買い控えてしまうといったことが繰り返され、ますます国内の二輪市場が縮小しているように感じます。
 まあ、ここまで若者をはじめとする(一般)日本国民の貧困化が進んでしまってはたしかに新車バイク購入どころではないわけですが、本来であれば(数十年前であれば)入門~中級アドベンチャーバイクとして一躍脚光を浴びていたような車種があまり多くの人に乗られずに経年モデルと化していくのは非常に忍びないです。

一方、中国ではというと以下のように Vスト250(DL250)が自身の車両特性を最大限生かして光輝いているようです。

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豪爵(Haojue)/鈴木
「自由之旅」
(写真は同紹介HPの動画より)

豪爵主催 の 『DL250 自由の旅』 という (とんでもない)長距離ツーリング キャンペーンをやっています。 スタート地点は 北京、上海、広州 の3地区からで、蘭州(今、流行りの蘭州ラーメンの町)で3隊が合流し、シルクロードにのり嘉峪関を通り、ロシアとモンゴルの3国境地帯の 辺境中の辺境の地である タバン・ボグド・ウラ山(=フィテン山)(4374m)の裾にある カラシ湖(Kalasi) まで行く旅程のようです。
 心なしか 擬人的でありますが、DL250 は日本で走らされるよりよほど自身の能力を最大限生かせるこの地で走っているほうが生き生きしているように見えてしまいます。ユタ州やカリフォルニア、アリゾナあたりをハーレーで駆け巡る姿と、日本の信号だらけ電線だらけの道幅の狭い道を走るハーレーでは映え方が全然違いますよね?!
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これからの時代長きに渡り 「小日本」 を地で行くようになってしまうのかと思うと個人的には悲しくて悲しくてしょうがありません。栄枯盛衰はある程度やむを得ないにせよ
失政の積み重ね、無関心 の積み重ね の結果でしょう。業ですね。。。。。
ま 自己(民族)責任です。