【速報!】 KTM が中国進出!! CFMOTO (春風) と 合弁(ごうべん)!!

KTM AG が インドで成功を収め、さらに東に食指を伸ばしてきました。(まあ、極東の日本にはとっくに根付いているんですがね。)

KTMオーストリア(墺)の企業ではありますが、現在はインド(印)のバイク最大手のBAJAJI AUTO(議決権の47.99を持つ)の半傘下企業でDUKE125などの小排気量車の生産販売はBAJAJIが担当しています。(http://ktm.bajajauto.com/DUKE/

で、昨日(2017/10/12)にKTM と CFMOTO(浙江春風動力股?有限公司が合弁企業設立を正式発表しました。
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写真引用:CFMOTO HP
下はKTMのCEOです。

ちなみに、CFMOTO について説明致します。
CFMOTO(浙江春風)は、浙江省杭州市余杭 を地盤とし、中国に多数あるバイクメーカーの中では、高品質高グレードの車種のみを販売するという国内でも稀有な存在です。他の大手バイクメーカーは高級車を出していても、基本は安価なバイク車種を多数揃えて大量販売するといったスタンスで商売していますが、春風は客層をちょっと上の人にクローズアップし商売しています。なので最近豊かになってきた中国でも人気がウナギ登りで 上海証券取引所に上場したり 日の出の勢いです。

そこに欧米高級車メーカーが目をつけたのでしょう。パートナーシップとするのに相応しいと。確かにKTMとお似合いです。
CFMOTOのラインアップを一部下に紹介します。(KTMはコーポレートカラーがオレンジですが、CFMOTOはブルーです。)写真引用は同社HP:http://www.cfmoto.com/product/ProductList.aspx?nodeid=6

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150NK

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400NK
(2016中国ベスト10受賞)

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650MT
(2017中国ベスト10候補モデル)

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650TR
(2015中国ベスト10受賞)

一般的になんでもござれの中国のメーカーの中では、CFMOTOは恐ろしいほどにラインアップ間にデザイン性にまとまりがあり、この点はBMW MOTORAD や KTM
などの欧米メーカーに通ずるものがあると思います。日本で言えばカワサキに近いのかな? とても良い会社のような気がします。
ハスクバーナと合わせKTMにも乗れる選択肢が増えるとなると、中国人も期待大でしょうね。

羨ましい!!